Dream-Nursing

世の中の看護師さんに発信したい、自分で学んだ文献などを記載する備忘録。看護師さん〇〇しようぜ!

雑談

育休への道

※個人的な意見、なおかつ男が取得する場合に限る( と思われます) 育休制度の知識を得る →ネットで事前に情報を得ておくことも良いと思いますが、 個人的に一番なのは人事部などの事務の方々に制度の説明と必要書類の書き方の説明を受けることだと思います…

勉強したくない人にこそお勧め。

誤解を恐れずに言うならば、 患者評価のABCDEアプローチとACLSは所謂“意識が低い系看護師”にもとてもお勧めです。 (この意識高い系低い系という表現が私は嫌いですが) というか、仕事関係の知識を学ぶ事に積極的じゃない人にこそお勧めです。 何故なら、あ…

急変対応の振り返り

急変対応の振り返りのまとめをA4一枚にまとめろという無茶ぶりが上司からありました。 振り返りの会議自体はもう終了したんですが、 その会議の着地点もあまり満足のいくものではありませんでした。 私だけかも知れませんが・・・。 そもそも、 参加人数が…

重要だから“バイタル”サインなのよ?

患者評価を考える上で、 この患者のバイタルサインはいつもと比較してどうなのか? を考える事は非常に重要になってくると思います。 例えば、バイタルサインの値が異常を示す患者がいたとしても その値は果たして日頃と比較してどのような変化をしたのか? …

お久しぶりです。

久しぶりに更新します。 我が子の育児が一息つきましたので、ブログを再開します。 一息ついたと言うよりは、「 筋力が低いので普通の子と同じ年齢では歩けない(せいぜい5歳く らい?)」と事前に言われていたので、 まずは歩行を目標にしてリハビリ介入を…

我が子の話

ブログの趣旨に合っていないのですが、 ちょっとだけ吐露します。 先に言っときますが、大して意味のない内容です。 先日、我が子の心臓の手術が無事に終わりました。 元々心臓に障害があり、1歳前後で手術を行う予定でしたのでほぼ予定通りです。 COVID-19…

情報元はどこ?

後輩 「ヌゥさん」 ヌゥ 「はいはい」 後輩 「ヌゥさんが色々教えてくれるのを素直にフンフン聞いてましたけど、これってどこかで得た知識を伝えてるんですか?」 ヌゥ 「貴方が素直にフンフン聞いてるなんてこっちからすると信じられないけど・・・そうね。…

振り返り?吊し上げ?

後輩 「はぁ・・・」 ヌゥ 「ん、どしたの?」 後輩 「ヌゥさん・・・私もう看護師やめます」 ヌゥ 「そう・・・まぁ残念だけど仕方ないね」 後輩 「なんてあっさりとした返事!もっと引き止めるとか無いんですか」 ヌゥ 「いや、だって貴方の人生は貴方が決…

患者評価の基本に加えて

患者評価の基本としてはバイタルサインが挙げられますね。 バイタルサインには正常値があります。 そこに目の前の患者が当てはまるかどうかを踏まえて患者評価をするのが、本当に単純化した患者評価です。 そこから逸脱した患者が居れば介入が必要、逸脱して…

経験年数を重ねると……

経験年数が長くなると、患者の体調の事で相談を受ける事が多少なりとも増えてくると思います。 同僚から患者の相談や報告を受けたりしますよね? 報告や相談を聞いてその患者の体調を推測することになると思いますが、 その推測はどのようにされていますか?…

これも第一印象?

後輩 「いや、ヌゥさんとペアナーシングで患者さん受け持つなんて久しぶりで緊張しますね」 ヌゥ 「え?なんで?別に初めてやる訳でもないのに」 後輩 「だって、ヌゥさんって血圧測定するだけでもうるさそうじゃないですか」 ヌゥ 「いや、別にバイタル測定…

『急変察知に対する意識を高める』

取り組んだ理由 大学病院における院内救急要請に関する報告では、要請者の割合は看護師が4割程度であり医療者の中では最も多い。 また、心停止した患者の中では心肺停止前の6時間以内に異常症状を呈している事がデータとして明らかになっている。 私個人とし…

認識のズレ

基本的に患者の体調の変化に対して、看護師は対症療法しかできない。 これは医師の指示の元、看護師が医療的処置をする ことを踏まえれば仕方ないことである。 逆に言えば、事前にバイタルサインの変動に対する医師の指示があれば看護師はなにかしら動ける。…

異動者の話

さて、部署異動発表の時期になってきましたね。 去年はPEARSやACLSを受講したスタッフがICUなどの急性期に異動していきました。 上司は 「急変対応出来るから」 「急変前に気づく技術を学んだから」 というような理由を挙げて、それらを役立たせる場所にいっ…

呼吸回数を測定するだけ?

呼吸回数を測定して異常値だから報告って、それはただのモニターと同じではないでしょうか?看護師に求められるのはもっと別の事ではないでしょうか? といった意見を頂くことがあります。 グゥの音もでません、ごもっともです。 機械ではない医療者は、患者…

呼吸回数を測定してどうする?

君は呼吸回数を測定する事が重症患者を見つける評価に繋がると主張しているが、 呼吸回数を測定することで重症だと騒ぐ事と血圧を測定して重症だと判断する事になんの差がある? 同じバイタルサインなのに…… ……みたいな意見をたまに頂きます。 前提とする事…

患者評価はどこで身につく?何で身につく?

手洗いの件で実感しましたが、人は正しいと思っていることや良いと感じた意見を踏まえて自分の行動につなげることが苦手なようです。 わかっちゃいるけど・・・と言うやつですね。 なので、今年は今まで以上に自分の意見を繰り返し発信していこうと思います…

バイタル測定しようぜ

後輩 「○○さんが熱が出たので解熱剤持って行きます~」 ヌゥ 「・・・ねぇ?」 後輩 「はい?」 ヌゥ 「○○さんが熱でたって?」 後輩 「はい、ちょっと怠さがあって辛いから解熱剤を飲みたいそうです」 ヌゥ 「解熱剤を飲ませることは良いんだけど……、その熱…

身体所見を何故、何のために学ぶのか?

以前も同じような事を書いたような気もしますが、 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 身体所見 - Dream-Nursing 一番大きな理由は、検査をオーダーできない看護師という立場で 可能な限り患者の状態を把握する方法は何か無いかを考えていった末の結論だった気がします。 医師が近…

「私にはまだレベルが高いです」

BLSやACLS、PEARSの話をスタッフにすると大抵がこのように返答してきます。 これは私よりも歳下のスタッフによく見られる傾向なんですが (歳上は「今更」とか「私出来るし」とか「知らなくても仕事出来てる」とか言ってることが多い) これを言われてしまう…

後輩との会話

患者が示す呼気延長と吸気延長の所見はそれぞれ何を意味しているか? PEARSでいつも話題になる内容ですが、以前そんな所見が見られる患者がいたとのことで少し話題になり話してみました。 そこまで本格的に話すつもりも無かったんですが、話の途中から後輩の…

敗血症勉強会反省

さて、大失敗に終わった敗血症の勉強会 ・・・というか参加者0人だったので開催さえされなかったんですが(笑) 一応、振り返りをしてみましょう。 人が集まらなかった原因は何か? まず、“勉強会の宣伝”ですが、 朝の全体での申し送りの際に毎日勉強会ノー…

「千の稽古を鍛とし万の稽古を錬とす」

タイトルは『五輪書』の中の私の好きな文章です。 さて、今回はACLSに関連した内容ですが、 この間、ACLSに参加した若手スタッフと夜勤でした。 その若手スタッフの受け持ちでモニターがついている患者が夜間徐脈になっていました。 若手 「ヌゥさん、○○さん…

ワガママ研修②

はいはい、久しぶりのPEARS、ACLS二連戦の感想②です。 二日目はPEARSとの抱き合わせで開催していただいているACLSでした。 うちの部署からの参加者は今度リーダーを任される若手看護師でした。 最初はICLSを受講する予定だったらしいですが、人数の関係で参…

ワガママ研修(笑)

はいはい、久しぶりのPEARS、ACLS二連戦です。 またまた現地コーディネーター(笑)として場所の調整だけでBLS横浜様の研修に参加させていただいております。 職場のスタッフにPEARSを受けさせたい、という個人的なワガママみたいなものでBLS横浜様には出張…

トリアージ?

さて、トリアージと聞くと皆さん何を思い浮かべますか? 自然災害? 大事故? DMAT? 救急外来? 確かにこれらはよくトリアージとセットで語られていたりします。 そして、トリアージは私たち一般看護師にとっては直接的には関係のない単語として認識されて…

チームダイナミクスの映像

あと、私が職場のみんなに見てもらいたいと思っているのはACLS(PEARSにもあったかな?)のチームダイナミクスの映像です。 これ、初めて見た時は いや、私が求めてたのこれだよこれ〜 と感じました。 いわゆる、急変対応中の場面の悪い例、良い例が流れるん…

実習と患者評価

ご好評頂いております(と勝手に思っている)実習生への知識伝達ですが(笑) 当日シャドーイングをやってくれと師長に言われまして、 本当にただシャドーイングをやるだけにしようと思っておりました。 求められていることも把握していないし、 「夜勤の経…

スキルの維持

発熱した患者や痛みを訴えた患者に対して医師を呼んで対応していただくのは容易い。 もちろん、急変とか突発的な事故とかそれが正解のケースもある。 ただ、もし医師を呼ぶのならしっかりとした理由が欲しい。 なので、面倒くさがりな裏の顔が出てくるのをグ…

看護って……?

看護とは何か……を考えると夜も眠れなくなります(笑) ナイチンゲールさんは疫学と統計と衛生を駆使して圧倒的な結果を出したという逸話があり、 それを看護師の発祥とみなすのであれば、何故に疫学と統計がこれ程までに看護の分野から離れてしまったのか………