敗血症勉強会反省
さて、大失敗に終わった敗血症の勉強会
・・・というか参加者0人だったので開催さえされなかったんですが(笑)
一応、振り返りをしてみましょう。
人が集まらなかった原因は何か?
まず、“勉強会の宣伝”ですが、
朝の全体での申し送りの際に毎日勉強会ノート(勉強会の開催予定が記載されたノート)を1週間以上前から読み上げてもらった
休憩室に張り紙のような形で勉強会の内容、開催日時、参加希望者の記載欄を書いたA4用紙を張っておいた
という形でしか宣伝をしませんでした。
部署内での勉強会だったらこれで十分かと考えたんですが、もしかしたら甘かったかもしれません。
部署全体に向けた勉強会のつもりだったので全員の目と耳に入るような形をとったつもりだったのですが、
全体を意識しすぎて対象を絞らなかった結果
ノートの読みあげは右耳から左耳へ通り抜け
休憩室の用紙は風景と同化
という形でみんな自分が対象じゃないと感じてしまったのかしら?
まぁ、あとはみんなの目が向く場所に参加希望を書く欄を設けたのも、もしかしたら愚策だったかな。
「参加してみたいけど私一人の名前しか無いのは嫌だな」
といった考えを持ってしまったスタッフがいたかも・・・(ポジティブ)
あとは単純に敗血症に興味を持たないスタッフが多かったのかしら?
知識としては、看護師が持っていても無駄にはならない敗血症の予測・診断から治療までを紹介しようと考えていたのですが、
それほど心惹かれる内容では無かったのかもしれません。
さらに言えば、私は過去に3回勉強会をやったんですが、
それを経験した方々からの『お前の勉強会、教え方が下手すぎて行く気になれねーよ』的な無言のご意見だったのかもという可能性もあります。
まぁ確かに、
バイタルサインの勉強会では教えた内容を踏まえて模擬患者でバイタルを羅列して評価をやらせようとしたり、
第一印象の勉強会ではPEARSのDVDを使用して映像から患者評価をさせようとしたり、
呼吸回数の勉強会では呼吸の生理学的な内容とそれが障害されるとどこに問題が生じるのかを図に書く練習をさせようとしたりと
所謂、部署内での勉強会として一般的では無い方法を使っていました。
一応、「明日から使える知識」を意識してやっていたつもりだったんですが、
それがいまいちウケが良くなかったのかもしれません。
あとは、開催時間も日勤終わり17時から開催にしていたのが良くなかったかな?
仕事終わらない人は終わらないし、
終わった人は帰りたいよね〜。
まぁ、
その場所の希望や必要とされること、ニーズを把握する。
宣伝方法の工夫(人を呼び込むにはどうするか)
内容のを魅力的に充実させる(自分の情報提供のやり方を磨く)
など、何かを立ち上げるために必要なことを
かなり浅くではありますが体験することができました。
次につなげられるように動いてみます。