2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
前回に引き続き、今回はこれを紹介します。 Start with a subjective assessment of skin temperature to identify hypoperfusion in intensive care unit patients. - PubMed - NCBI 対象が200人以上いますが、これなら説得力ありますでしょうか? っていう…
Defining normal capillary refill: variation with age, sex, and temperature. - PubMed - NCBI 前回紹介した論文がCRT4.5秒を基準にしてたので、その理由を調べてみたんですが、 年齢と性別で分けてCRTを測定していた研究がありました。 単純に凄いと感じ…
なんか「どうぶつとふれあおう!」みたいなノリに聞こえるかもしれませんが、 一応真面目に、四肢の冷感に関する興味深い論文があったので紹介します。 Alexandre Lima: 『The prognostic value of the subjective assessment of peripheral perfusion in cr…
この間、末梢冷感に対する患者評価に関して疑問を呈したヌゥです。 もしかしたら “末梢冷感がある状態でSpO2を測るな” という意味で取られた方もいるかもしれませんが、そういうわけではありません。 “SpO2が測定出来なくても呼吸状態に問題があるかどうかは…
さてさて、本を買うだけで満足してしまいがちなヌゥです。 今回は哲学書の紹介です。 哲学書って世界の真理が書いてありそうな神秘性を持っていると感じたり 深遠な考えがあるような気がしてとても魅力的に思ってしまってすぐ買ってしまいます。 ただ、買う…
さて、最近若手スタッフがPEARS、ACLSを活用している姿を見る事が出来て大変嬉しいヌゥです。 もしかしたら私がいる時だけなのかもしれませんが(笑) それでもやっていただけるだけ良いです。 三日坊主でも大歓迎です。 全く活用されないよりも一回でもやっ…
タイトルは『五輪書』の中の私の好きな文章です。 さて、今回はACLSに関連した内容ですが、 この間、ACLSに参加した若手スタッフと夜勤でした。 その若手スタッフの受け持ちでモニターがついている患者が夜間徐脈になっていました。 若手 「ヌゥさん、○○さん…
はいはい、久しぶりのPEARS、ACLS二連戦の感想②です。 二日目はPEARSとの抱き合わせで開催していただいているACLSでした。 うちの部署からの参加者は今度リーダーを任される若手看護師でした。 最初はICLSを受講する予定だったらしいですが、人数の関係で参…
生理学の本に関してお勧めある? と聞かれたので私程度が烏滸がましいですが、お答えします。 あくまでも、私がどのように生理学を確認しているかという点で答えますのでご了承下さい。 まず、基本的に学生の頃の教科書が残っているのでそれを使います。 お…
はいはい、久しぶりのPEARS、ACLS二連戦です。 またまた現地コーディネーター(笑)として場所の調整だけでBLS横浜様の研修に参加させていただいております。 職場のスタッフにPEARSを受けさせたい、という個人的なワガママみたいなものでBLS横浜様には出張…
さてさて、呼吸回数を測定することの重要さを強調する医師や著書が増えてきましたが、 そんな所でよく言われている事があります。 それは 「患者の呼吸を真似してみると促迫しているかどうかがわかりやすい」 というものです。 これは呼吸回数を1分間も測定…