生理学の本
生理学の本に関してお勧めある?
と聞かれたので私程度が烏滸がましいですが、お答えします。
あくまでも、私がどのように生理学を確認しているかという点で答えますのでご了承下さい。
まず、基本的に学生の頃の教科書が残っているのでそれを使います。
お金がもったいないですし、割と知りたい内容が記載されていたりします。
学生の頃は書いてある事が臨床にどう繋がるかがわからなかったので情報の羅列でしたが、
臨床に出た今では、その情報がなにに関連しているかがある程度わかったりするので案外便利です。
もう学生の教科書では物足りない、自分の用途に合わないというのであれば、一般的には『ガイトン生理学』がお勧めです。
- 作者: John E. Hall,石川義弘,岡村康司,尾仲達史,河野憲二
- 出版社/メーカー: エルゼビア・ジャパン株式会社
- 発売日: 2018/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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多分お勧めを聞かれたらこれをお答えする医療者が多いのでは無いでしょうか?
ただ、翻訳物ということもあって人によっては読みづらいと感じることがあるかもしれません。
日本発祥のものとしては、『標準生理学』がお勧めになります。
日本語がオリジナルなので文章として読みづらいとかはないと思います。こちらもお勧めとしてあげる医療者は多いでしょう。
本当にチンプンカンプンでもっと初期から学びたいということであれば
玉先生の『のほほん解剖生理学』のような本でサラッと通読して苦手意識を無くすというのも手かもしれません。
しかもこちらの本はYoutubeで詳しい情報更に得られたりします。
私は今の所、疑問があれば……
→まず学生の頃の教科書
→わからなければ本屋でガイトン
→ガイトンでピンとこなければ他の本をパラパラめくり、本で疑問にアプローチ出来なければ信用出来そうなネット情報に当たる。
→玉先生の本はYoutubeと共に暇な時にパラパラめくって気になったところを確認
って感じです。
最近本屋に行って確認するの面倒になってきたので、多分その内ガイトンを買うんじゃないかと思います。
ただ、最寄りの医師にも聞いてみたら
「ガイトンとか標準は通しで読むの難しいんだよね〜」
という事で『コンタンゾ明解生理学』を紹介してもらったことがあります。
でも、こういうのって通しで読むものなの?
医師はみんなそうなの?
だから看護師と医師の間には生理学の知識に絶望的な差があると感じるの?
みたいに凹まされました(笑)
ただ、『コンスタンゾ』に関しては内容を確認したことがないのでコメントする立場にありません。
皆様のお勧めはなんでしょうか?
何かありましたら教えてください。