実習と患者評価
ご好評頂いております(と勝手に思っている)実習生への知識伝達ですが(笑)
当日シャドーイングをやってくれと師長に言われまして、
本当にただシャドーイングをやるだけにしようと思っておりました。
求められていることも把握していないし、
「夜勤の経験をしてみる」くらいの実習だと聞かされていましたし、
なので、一応何かやる度に一つ一つ説明して
疑問や質問が無いかをいちいち聞くだけにしようと。
一部屋一部屋毎に部屋から出てから質問が無いかを聞いていたんですが、
何部屋か終わった後に実習生から発せられた言葉
「他の看護師さんは測定していないことが多いんですが、呼吸回数はいつ測定しているんですか?見ててもよく分からなかったんですが……」
という質問をされて身体が疼きだし(笑)(自動血圧計での血圧測定の間よ〜と答えました)
その後また何部屋か回った後に
「SpO2 測定の時に患者の橈骨を触るのは何故ですか?」
の質問で、
もう辛抱堪らん‼️
となり、知識伝達会となった訳です(笑)
いや、本当あの実習生いい質問しますわ〜
学生の皆様は気になった事は気軽に聞いてみると
看護師によっては「人にこの知識教えたい欲」が爆発するので
試してみてみてください。
ちなみに教えた内容はこの辺です。
呼吸回数は大事だぞシリーズ
バイタルサインのポイント
第一印象?
他にもブログにあるような内容を散りばめたので
あとは実践を積んで貰えば……。
というか正直朝の検温をやらせて実践を積ませる所までやりたかったんですが、
実習という環境で、しかも初夜勤じゃ精神的に大変かなと思いまして断念しました。
まぁ、私が眠すぎたというのもあるんですが(笑)
ただ、これを「これは良い実習」みたいな良い話にされるのはちょっと違うかなと思ってまして、
本当に良い実習というのは学校や学生が実習で求めている事をしっかり提供する事だと思います。
もちろん、私は本当に臨床で自分が知っておきたかったなという内容を伝達したので、
別に後悔とかしてるわけではありませんが……
こんな実習はイレギュラーなものでして、
きっと求められている事とは異なるのでしょう。
もし、今後患者評価を主な目的とする実習が出来たら
ドンピシャなんでしょうけどね。
まぁ何はともあれ、
看護学生の皆様、
実習お疲れ様です。
看護教員の皆様、
患者評価の授業(実習)とかどうですか(笑)?