衝動買いお勧め本(お仕事編④)
さてさて、積ん読本が多いので、それを早く解消するためにお勧め本の紹介をしていこうと試みていたのに、
またまた本を買ってしまいました。
だって、ジャケットで心を掴まれちゃったんだもの(゚∀゚)
『Dr.上田の もうダマされない身体診察:バイタルサインのみかたとフィジカルアセスメント』
(ん?何故か画像が出ない)
こちらの本、取り急ぎ少しだけツイートしましたが、
大興奮の中、1日で読みきりました。
以下、お勧め部分を少し紹介します。
1章
脈圧の重要性を語るとともに拡張期血圧の説明まで
皮膚の所見の重要性
呼吸回数の重要性
代償、非代償の話
え?抗菌薬の効果判定まで?
バイタルサイン測定頻度の話
発熱しました……ん?それだけ?
高齢者は呼吸回数が早い?
サチュレーションに関するステキな表現
Early warning scores の説明
2章
吸気喘鳴が聞こえると上気道閉塞だとわかるのはなぜ?
咳で心肺蘇生?
看護師が打診?看護師こそ打診?
気管短縮一発発見
3章
心雑音、まずは収縮期雑音を一箇所だけで
頸静脈って見てる?
脈に触れるとアイツがわかる?
4章
膜は痛みに敏感
お腹を均等に揺するための素晴らしい2択問題(笑)
冷汗、悪寒戦慄の評価
看護師が打診?Part 2 (再び)
寡黙な臓器を理解するには?
看護師が打診?Part 3 自分でやってみなよ
5章
高齢者転倒の原因?
看護師が打診?Part 4 もはや必須スキル?
6章
せん妄の判断 五カ条がある?
なんとなくおかしい?その感覚を大切に
看護師が打診?Part 5 どんだけ便利なん?
脳梗塞の症状は顔?腕?脚?
質疑応答の章
少なくとも、私が持つ疑問が少なくとも4つは解決
ほぼ全部になってしまいましたね(笑)
上記の単語に少しでもピンときた人には間違いなくお勧めです。
今後、私が若手に勧める本に確実に入ります。
私が自分の若い頃に「何を勉強したらいいですか?」と聞かれたら……
この本で総合的な患者評価を学んでもらう。
『すぐに動ける!急変対応のキホン』で体調悪化・急変時の対応を学んでもらう。
すぐに動ける!急変対応の基本 - Dream-Nursing
そして自分の所属科の勉強をする。
というアドバイスをします。
これだけで、若手もしばらくはこの戦場(看護師界隈)で生き残れるのではないでしょうか(笑)?
『Dr.上田の〜』と『すぐに動ける〜』は看護師全般に使える潰しのきく知識ですし、
もし、ここから興味のある分野が出てくるならそっち方面に突き進んでいってもらえれば専門性も確保できます。
ちなみに、『Dr.上田の〜』に記載された内容は、章の最後のリファレンスも含めればかなり深く掘り下げられます。
アドバンスとして、そのような学習の仕方もお勧めです。
……というか、誰か一緒にやりませんか?