我が子の話
ブログの趣旨に合っていないのですが、
ちょっとだけ吐露します。
先に言っときますが、大して意味のない内容です。
先日、我が子の心臓の手術が無事に終わりました。
元々心臓に障害があり、1歳前後で手術を行う予定でしたのでほぼ予定通りです。
COVID-19で感染防御具などが大変な中、特に予定を変更することもなく手術をしていただいた医療関係者の方々には感謝をしてもしきれません。
今後、術後管理や退院までの間でも様々なことがあるかも知れませんが、ひとまず壁を一つ乗り越えたかなと感じております。
そして、同時に私は仕事を休業します。
理由は色々ありますが、退院後に私が自宅で子どもの面倒を見ることになりました。
一応、分類としては育休です。
とりあえず、まず心臓のオペ後の管理の勉強をします(笑)
この手術に向けて色々な準備と様々な葛藤がありました。
我が子は、一年前に産まれました。
産まれる前から
消化管がつながっていないと言われ、
そのせいで羊水が増え続けるからと妻は羊水穿刺を何度かされ、
大動脈に異常があるかもと言われ、
循環器のエコーまで眠れない夜を過ごし、
臍帯が予定日までもたないかもと言われ、
子宮口を開けるための処置を施され、(痛いらしい)
破水後に中々子どもが降りてこず、
心音が下がってしまうからと帝王切開になり、
産まれてから消化管をつなぐ手術を受け、
授乳をはじめれば肺炎になり、
肺炎が治ってもミルクの飲みが悪いので経鼻経管栄養を開始し、
不規則な呼吸や四肢の動きからてんかんを疑われて脳波を取り、
肘を脱臼し、
難聴を疑われて精密な聴力検査をし、
不整脈があるのと心血管系の精査のために心臓カテーテル検査を受け、
感染性胃腸炎になり……と
そんな一年間を妻と二人でなんとか過ごしてきました。
妻は子どもが産まれるまで自分を責め続けていました。
「私が○○しなかったから」
「私が△△してれば」
「普通の子育てをさせてあげられなくてごめん」
「君の人生を終わらせてしまった」
様々な言葉で自分自身を傷つけていました。
愚鈍な私は情けないことにあいまいな言葉しか返すことができず、
ただただ一緒に泣くだけでした。
そんな妻ですが、この前出産してから今までの子育てを振り返って
「一年前の私に『色んなことがあるけど、一年後の君は笑っているよ。今は想像できないかもしれないけど、だから怖くないよ』って伝えてあげたい」
と言っていました。
情けない事に、私はまた泣きました。
正直、我が子はまだ乗り越えなければいけない障害があるので
この先も生きていくだけでベリーハードモードだと思います。
この先、きっと我々にもまだまだ試練があります。
ただ、今後少しずつでも世界が優しくなっていってくれれば、
この先も、妻に『怖くないよ』と感じてもらえるようになるのではないかと思っています。
“良心よりも知識を”なんて偉そうな事を言ったこともありましたが、
“良心も知識も”世界全体が求めるようになってくれる事を切に願います。
攻略本のないこの世界で、妻とこの子となんとか人生を送っていこうと思います。
あ、育休になっても一応ブログは続けられればなと感じております。
更新頻度増えちゃうかもよ〜(゚∀゚)