これも第一印象?②
さて、前回は第一印象で患者を評価した例を勝手に作って示してみましたが、
毎回あんなに都合良く体調の悪い患者を発見して評価出来るわけではありません。
(しかも、偉そうに後輩の前で (笑))
ただ、第一印象を使うタイミングをよく聞かれたりするので提示してみました。
第一印象を使うタイミングですが、
別に特別「どのタイミングで」などと難しい事を考える必要はありません。
ファーストラウンドで毎回、
検温で毎回、
点滴を繋ぎに行ったら毎回、などなど
つまり、患者と対面した時です(………と、私は理解しております)
その時に外観、皮膚色、呼吸を意識して評価する。
これだけでもググッと患者評価の質が上がると私は思っています。
基本的に、患者と対面してなんか患者が変だなと感じた時には、
多分、この三つの視点の何かしらに異常があるのをなんとなく感じているのだと思います。
その、「なんか変」をもう少し言葉として具体的にする視点だと思って貰えれば良いです。
言葉にして具体化できると、報告で人に伝える時に説得力が増します。
そして、言葉にする事を繰り返していくと自分が感じた違和感は三つのうちのどこに関係する部分だったのかの振り返りが出来ます。
これを習慣にする事で患者の状態変化に敏感になれる……のではないかと思うんですがどうですか(笑)?
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