敗血症の知識提供の流れ
敗血症について看護師が知っておいた方が良いことって何かなと考えていますが……何でしょうかね?
ん〜
……
……
……
正直、若手の看護師が敗血症の怖さを知らないのはわかるんですが、
先輩看護師が敗血症に対するマネジメントが出来ていない(というか怖さを知らない)のは問題だと考えています。
個人的には発熱した患者への看護師の対応をただの熱の報告だけでなく、
もう少し患者評価を伴った報告にできればと思っていますが、
若手
「先輩、〇〇さんが発熱しました」
先輩
「じゃあ先生に報告して」
という流れを繰り返しているだけだとそれも難しいですよね。
この流れを植えつけられてしまえば、特になんの疑問もなくこのまま若手は育っていきます。
その発熱が「どういった原因で起こっているものなのか」を考える癖をどこかで意識するようにならないと
物事が考えられない看護師になってしまいます。
(これは発熱に限ったことではありませんが、)
そうなると、緊急性の有無の判断も出来ません。
緊急性の有無を客観性を踏まえて判断できる自信はありますか?
判断するに際して、何を基準にしていますか?
なんとなくで判断していませんか?
自分の中で指標を持っていますか?
敗血症に関して言えば、提唱されている指標、スコアが明確になっています。
それを使うことで自分の主観的な感覚と客観的な数値をすり合わせることができます。
それらを活用した上で、緊急性を判断し医師への報告をすると自分の考えをふまえた報告ができるでしょう。
つまり、
敗血症の怖さを伝えた上で
それをいかに早期に認識するかが重要だと意識付けて
医師への報告と早期介入を実行する
という流れで情報提供するのが流れとしては自然ですかね。
……若手にも怖さが伝わるかな(´・Д・)