Dream-Nursing

世の中の看護師さんに発信したい、自分で学んだ文献などを記載する備忘録。看護師さん〇〇しようぜ!

患者評価をより良くする為に

患者評価について詳しそうな事を言ってて、コイツ自信満々じゃね?

 

と感じる方々がいるかもしれませんが、

 

私は基本的に、


実際に自分の患者評価ははたして意味があるのか?

自己満じゃないのか?

他の看護師ならもっと早い段階での患者の変化に気づけるんじゃないか?


と、常にビクビクしているほうです。


たとえば発熱が見られた患者をどう評価するか


個人的に気にする所見は以下の通りで、

患者が寒気を訴える、

シバリング(意思とは別に震える)、

頻呼吸(22回/分以上)

声を掛けても閉眼したまま返事


これらがあれば観察強化します。(PEARS一次評価活用など)


これらが無ければ客観的な情報からの危険なサインがないかどうかを判断し、(qSOFA→SIRS→NEWS scoreを使用って感じ)


医師の指示を確認して問題がありそうなら報告、すでにある指示の中で完結出来そうならその指示に従うといった形をとります。

 

そして、各種培養採取の必要性、抗生剤の使用・変更の有無、クーリングや解熱剤の使用の許可を確認することが一般的な流れでしょうか。

 

もしかしたら、私よりも効率の良い患者評価を出来ている方もいると思うので

 

そんな方は是非ともご教授下さい。

 

私も自分の患者評価をもっと磨いていきたいのです。


ちなみに、電話連絡になった場合で培養採取が必要そうであれば各種培養に関係しそうな所見を報告します。(呼吸器→喀痰、咳の有無、尿路→尿臭、混濁など)


深夜に血液培養を2セット採取するのは、看護師サイドからすれば業務が増えるので敬遠されることかもしれませんが、


必要だから出ている指示ですので


自分の業務が増えるから別に今培養採取しなくても良く無い?


というような考えを持つのはやめましょう。


もし、医師がやたらめったら検査を指示しているだけでは?と本気で感じるならば


それを裏付ける情報を集めて、根拠を持って「先生、今じゃなくても良いのでは?」と言えるようにして下さい。


医師と意見を交わす必要がある場合、最低限共有される必要のある知識があるはずです。


日々、学んでいきましょう。


自戒を込めて。