私の読書
基本的に、私は読書する際は3つくらいテーマがあります。
①何か知識を得たい読書:お仕事系、興味のある学問
②人生の指針にしたい読書:古典、宗教書
③娯楽の読書:文学系、神話系
この3つを考えながら本を選んでいます。
以前チラッと出てきた『五輪書』はこの中でいうと②に入ります。
①に関しては、仕事関係は購入しても購入してもキリがないので最近はあまり買わず、ネットで得られる情報でも充分かなと思うようになってきているんですが・・・。
しかし、体系的にまとまったものを所持しているというのは頭を整理するのに良かったりしますよね。
場所もお金も限られてくるので、購入し続けるのも結局難しいのですが・・・。
難しいですね。
仕事以外なら楽しくて結構ポンポン購入しちゃうんですけどね。
動物とか物理学とか科学とか哲学とか数学とか語学とか・・・。
読んでも読んでもわからないんですけど(笑)
②に関しては、私自身が薄いふらふらした人間なので何か一本軸の通った生き方がしたいなということで読んでいます。
しかし、これもなかなか難しいですね。どれもピンとこない・・・というよりはどれも影響力が強すぎて(笑)
何か読むたびにそれを意識した生き方をしようとして結果ふらふらしています。
結果、読む前と何も変わりません。
旧約聖書を読めば、生きることの厳しさを教えられます。
新約聖書を読めば、一人では生きられないことを教えられます。
コーランを読めば、穏やかに生きられるかもしれないと感じられます。
仏教書はかなり多いですが、諦念を思い知らされます。
バガヴァットギーターを読めば、行動することが学べます。
中国古典からは、良くも悪くも人間のことを考えさせられます。
結果、どうすればいいのかよくわからなくなってきます。
いつになったら筋の通った生き方ができるのでしょうか?
③に関しては、完全に娯楽です。文学系とか書きましたが好きなものを読みます。
この辺が好きです。↓↓↓↓↓↓↓↓↓
山月記(教科書で読んで以来何故か読み返す)
雨月物語(怪談だけではない)、
マクベス(にんげんくさい
ガリバー旅行記(行き過ぎたひねくれ)
ファウスト(1部と2部で規模違いすぎ)
タイムマシン(古典SFとの出会い)
カンディード(色々盛り込み過ぎ)
エレンディラ(気だるい)
などなど
ちなみに挫折もしまくってます。
ドストエフスキーを筆頭としたロシア系
平家物語を筆頭とした日本古典系
この辺は全然没頭できない。
なぜでしょう?単純に旧仮名遣いとか文語体が苦手ってだけかしら。
読書レベルが低いんですねきっと。
まぁ娯楽ですから。
そういえば、③の中で一番私が衝撃を受けた本は「アルジャーノンに花束を」ですかね。
確か、ドラマがリメイクされるみたいな時期に本屋の特集で
『必ず涙を流す本ランキング第1位』
という紹介のされ方をしてたのでどんなもんかと思って読んでみたのでした。
感想は・・・恐怖です
恐怖しか覚えてません。
ページをめくるのが怖くて仕方がありませんでした。
涙を流すって『感動』じゃなくて『恐怖で』ってこと!?
と、あのランキングを恨みました。
色んな事に気付かずに安定した暮らしをしているのと、
色んな事を察知して走り続けなければいけないのと、
どちらが不幸でどちらが幸福なの?
という自問をしばらくしなければならなくなりました。
再読したらもっと色んな感想が出てくるかもしれませんが、
正直、トラウマ本なので再読してないです。
まぁその時の私の情緒が不安定だったのかもしれませんが、
ご興味のある方で読んでない方は是非どうぞ。
ちなみに、貴方の好きな本はなんですか?