Dream-Nursing

世の中の看護師さんに発信したい、自分で学んだ文献などを記載する備忘録。看護師さん〇〇しようぜ!

ただの一般病棟の看護師の一意見です。

このブログでは色々偉そうなことを書いていますが、


私は別に何か資格を持った特別な看護師ではありません。


救急やICUにいたわけでもない、


BLSやファーストエイドのインストラクターでもない。


救急とか集中治療とかの本を読んでわかった気になっているただの一般病棟の看護師です。


一般的な看護師さんよりはちょっと急変前後の事を知ってるかな~くらいです。


ある日、後輩に「急変対応といえばあごまつげさん(私のこと)ですよね。あごまつげさんがくればあとは従うだけって感じです」と言われました。


そんなわけありません。


きっと「先輩を立てよう」という後輩の考えがあるのだと思います。

(そういったことを言ってもらえるのは正直嬉しいですが……)


ただ、私の急変対応など本当にそんなに大したレベルのものではないですし、そもそも経験値が圧倒的に足りていないのです。


簡単に羅列すると

 

  • DCを使用したことがない。(AEDはある)
  • 窒息の現場にいたことはない。
  • 実際の患者でアドレナリン投与も指示を受けたことも無い。
  • ICLSのシミュレーションで心停止(Asystole)の事例に対し、DCの指示を出してしまう。
  • 挿管の介助もマトモについたことがない。

 

などなど、


実際の急変対応の現場で、いざとなるとテンパって動けないポンコツだと自分では思っています。


そもそも、経験という面で、私は看護師として余りにも漫然と日々を過ごしてきました。

 

看護師としての覚悟もない、論外な行動も取ってきました。

(今度私の悔い改めたい過去も書く機会があれば)


今の職場に元々いるスタッフの方が、病棟事情でなんだかんだと急変が多い分、いざという時の動きは素早いと思うことが多々あります。(ちなみに私は異動してきた身です)


しかし、こんな私でも職場に還元できることはあるだろうと思って動いています。


例えば、患者の状態変化のシミュレーションを企画することや実際の場面の対応の振り返りを定期的するなど、状態変化に対する意識をもう少し持ってもらえるようにスタッフと一緒に時間を取っていくことなどです。


まぁ、私以上の経験年数がある方々はあまり興味を示さないと思いますが、シミュレーションの回数を増やす事で後輩達の急変対応に対するハードルが少し下がってくれればと思っています。(ちなみに夜勤専従になってしまったので企画はできていない)


出来れば、過去の私のように急変への意識が薄いまま、経験年数だけを重ねるようなことはあまりしないでほしいと願っています。


冒頭の後輩も「あとは従うだけ」なんて言ってないで、振り返りとか座学で一緒に学んでいってほしいなぁと思ってます。


別に「急変対応大好き、超得意」とかにはならなくてもいいけれど、


(そもそも、私自身が急変対応の様に切迫した場面が嫌で、切迫する前にどうにかしたいという考えからPEARSやNEWS scoreを見つけてきました)


いつか必ずくる急変対応の時の為に、一緒に議論や学び合いが出来れば良いなとおもっております。