Dream-Nursing

世の中の看護師さんに発信したい、自分で学んだ文献などを記載する備忘録。看護師さん〇〇しようぜ!

職場に置くならどんな本?

まつげ

「そういえば、副師長があご先輩探してましたよ?」


あご

「え?何の用?」


まつげ

「ん~、なんか書籍のことで相談したいとかなんとか」


あご

「あぁ、なんか急変時の本で良いのがないか探しておいてって言われたわね」


まつげ

「え?なんであご先輩に?」


あご

「知らないわよ?歳取ってるからじゃない?」


まつげ

「なるほど」


あご

「いや、納得しないでよ。でも急変時の対応で良いのがないかって難しいわよね」


まつげ

「え?あご先輩が悩んでる!?いつもなら『PEARS一択やろJK』とか『PEARSも知らないとかバロス』とか言いそうなのに」


あご

「何?バロス?・・・ラピュタ?」


まつげ

「いや、いいです別に。年寄りは無理しないでください」


あご

「あんた本当にいい性格してるわね」


まつげ

「ありがとうございます」


あご

「いや、褒めてないから。まぁ、PEARSはもう勧めたのよ。急変対応よりも急変察知だ!って・・・でも『急変対応で動けてないスタッフが多いから』とか言って却下された。なんじゃそりゃ、じゃあ急変察知する行動がとれてないスタッフなんか皆無だよ」


まつげ

「また荒ぶってますね。しかも皆無だとあご先輩もできてないことになっちゃいますが・・・」


あご

「まぁ、私だってまだまだだから」


まつげ

「それじゃあ何をお勧めするんですか?」


あご

「いや、それがね~そうなると何にしようかな~って。別に私が読みたいやつでもいいって言われたからベイツとかマクギーとか提案してみようかなって」


まつげ

「そんな急変時の本あるんですか?」


あご

「いや、身体所見の本」


まつげ

「関係ないじゃないですか」


あご

「いや、読みたい本って言われたから」


まつげ

「一応テーマに沿った本のがいいんじゃないですか?」


あご

「でも、どうせ知らないだろうから名前さえ言えば買ってくれそうじゃない?」


まつげ

「先輩って、時々腹黒いですよね」


あご

「そんなことないわよ」


まつげ

「でもそういうことなら、BLSとかACLSのマニュアルはどうなんですか?」


あご

「いや、あれは個人で買うものじゃない?」


まつげ

「いや、別にそんなことないのでは?」


あご

「そう?だってアルゴリズムが載ってるんだから個人個人でその流れを身につけないとじゃない?」


まつげ

「いや、アルゴリズムがあるからこそ職場に一冊あった方がいいんじゃないですか?みんな参照できますよ?」


あご

「参照できるのがいいんだったらJRCガイドラインみたいな辞書的に使える本の方が良くない?」


まつげ

「いやいやいや」


あご

「いやいやいやいや」


副師長

「あんた達うるさい!!」