看護の専門性
私達看護師は診断は出来ませんし、治療も出来ません。
出来ることは患者の状態変化を予測し、医師の考えや治療方針を予測する事です。
そして、それを踏まえた上で病気を治す治療を通して患者に不快な思いを出来るだけさせないように介入していくことを仕事だと思っています。
よくわかりませんね(笑)一体何が言いたいのでしょうか。
私は正直『看護』というのがよくわかりません。
看護部の上の方々から「自分のやりたい看護」とか「あなたが考える看護とは」とか聞かれてもちゃんと答えられないでいます。
入院生活を快適にするために私達は存在しているのでしょうか?
検査、処置がスムーズに行われるためにいるのでしょうか?
患者が病気と向き合うのを手伝うため?
何が看護師としての専門性なのか?
まぁ、ある程度の質を保持した汎用性の高さ(代わりが沢山いる)が看護師の売りだと思ってたりもするんですが(質を保持しているかは疑問が残る気もしますが)
でも、そういうことを考えると質の保持という面でPEARSをみんな学べば良いのにと感じます。
何度もお話ししますが、私がPEARSに惹かれるのは「安定化」という考え方を学ぶことが出来るためです。
そして、診断も治療も出来ない看護師がこの「安定化」の視点を学び、
業務の中で実践していく事はとても有用で、
それこそ看護の専門性に繋がるのではないかと勝手に考えています。
皆さまは、看護師の専門性は何だと思いますか?