Dream-Nursing

世の中の看護師さんに発信したい、自分で学んだ文献などを記載する備忘録。看護師さん〇〇しようぜ!

第一印象 外観(意識レベル)

患者さんと接する時に、まず最初にすることはなんですか?

 


………

 


………

 


………

 

 

 

私は「声をかけること」です。

 


まぁ当たり前ですよね。

 


大部屋であればカーテン越しに声をかけて(名前を呼んで)返事を聞いてから、もしくは数秒待ってからカーテンを開けます。

 


名前を呼んだ相手から返事があるかどうかをまず一つのポイントにしています。

 


返事がなければ、危機管理の信号を一つ灯して、カーテンを開けて実際に患者をみて(外観から)患者の状態を把握しようとします。

 


もしかしたら、「聞こえなかった」「眠っていた」などで返事をしなかっただけかもしれません。

 


しかし、覚醒していてこちらの声が聞こえていそうなのに反応が薄い、もしくは反応がないとレベルの低下と判断します。

 


そして、呼吸・顔色などの「第一印象」を構成する他の項目を見て介入が必要か判断します。

 


これは、AHAのPEARSという研修を受講してから意識するようになった考え方です。

 


細かい話は調べてもらえばわかると思いますが、私はこの「第一印象」という考え方だけでも看護師全員に学習して欲しいと感じています。

 


それくらい、即使用できる重要な考え方だと思っています。

 


患者と面した際の最初の数秒で患者に介入が必要かどうかを判断する。

 


患者と接する機会の多い看護師だからこそ、使いこなす必要があるのではないでしょうか。

 

 

 

 


ちなみに、途中で出てきた危機管理の信号というのは完全に私の個人的な考え方でPEARSには出てきません。

 


頭の中に道路の信号機があって

 


何もない患者には何も灯らず

 


何か少しでも気になれば青信号

 


自分の中で危険だと認識している情報があれば黄信号

 


生命に関わりそうな情報が得られれば赤信号

 


というようなイメージです。

 


……わかっています。誰も理解できませんよね。

 


職場の方々に聞かれた時にどうにか伝えようと頑張ってみましたが「めんどくさい頭ね」で一蹴されました。

 


ま、いいんですよ。

 


患者さんに害がなければね。

 


私なんか理解されなくても

 


ふふふ……。

 


今回の学び

最初の数秒で患者の外観から意識レベルや状態を評価してみよう

 

参考文献

AHA  PEARSプロバイダーマニュアル